2008.05.13

グローバル・フードバンキング・ネットワーク(GFN)を訪問して

グローバル・フードバンキング・ネットワーク(GFN)がテキサスのサンアントニオにて毎年恒例のフードバンクに関する研修を最近行いました。この研修は、世界中から集まるフードバンクにとって一堂に会し、最新のフードバンク事情を学ぶと同時に、それぞれの問題や成功について共有する機会になりました。今年はGFNが、一歩進んで参加者の要望を満たしてくれました。各研修日の最後に、GFNからアンケートが手渡され、次の日のカリキュラムは参加者の回答に合わせて修正されました。参加者がフードバンクの基本的な説明よりも、議論をする場をもっと設けてほしいということが週の始めのうちに明らかになるや、GFNは各セッションにディスカッションタイムを設けてこれに応えました。

San Antonio Food Bank

16人のフードバンカーが10カ国から発展レベルにおいてあらゆる状況を代表して集まり、研修に参加しました。中には、長年活動をしており、一日に数トンもの食品を提供するフードバンクもありました。逆に、これから食品の引き取りと配送のためのシステマチックな方法を作り上げて行こうという段階のフードバンクもありました。GFNが2名のフルタイムスタッフを派遣し深くかかわっている南アフリカでは、独立した食品の引き取り活動から、全国的なフードバンクネットワーク構築への転換期にありました。南アフリカの食品引き取り活動の代表者や南アフリカ政府代表者が出席しており、南アフリカの事例が最も魅力的でした。各代表者が自分たちのフードバンクで起こっていること、直面している課題、また多様な利害関係者間の需要や利益をバランスさせていくという非常に難しい問題についてそれぞれの見解を持っていました。GFNがこのような各フードバンクの発展をいかに手助けしていくのかは、とても興味ぶかいです。

GFNのアジア代表メンバーとして、2HJはフィリピンの代表者を参加させるという役割を担いました。フィリピンのフードバンク活動は、始まったばかりで、フィリピン代表者にとって、類似の社会経済的課題を持つ国の代表者に会えたことは、そのような国がどうやってフードバンクを成長させてきたかを知る上でとても役立ちました。2HJにとっても今回の研修旅行は、ネットワーク構築を進め、GFNのサポーターであるケロッグやP&Gといった企業とのつながりを作れた点でよい機会でした。P&Gは、アジアでも寄付を検討しており、2HJにアジア地域での指導的役割を期待しています。

テキサス最大のスーパーマーケットチェーンであり、メキシコにも出店しているH-E-Bが、2007年と2008年に自社の本部でGFNの研修を主催してくれました。本部の敷地を歩き、従業員と話していると、真に先進的な企業がどのような企業なのかといったことの意味がわかってきました。H-E-Bは、自社のビジネスにしっかり取り組みながら、フードバンク活動にも関わり、革新的なプログラムを始めて、100万ドルという値段で1時間に25,000食を生産する機能を持つモバイルキッチン(写真)の購入や、自社の再生センターを使って大量の食品を毎日テキサスやメキシコのフードバンクに寄贈するなど、助けを必要とする人々に手を差し伸べてきました。それに加えて、H-E-Bでは、顧客がフードバンクに直接お金を寄付できるように募金プログラムも備えています。

H-E-B mobile kitchen
H-E-Bが、自然災害などに見舞われた地域への救済品の提供を行う際、この移動キッチンで現場での食品提供を行います。

このような研修やネットワーク育成の機会は、2HJにとってとても重要です。こういった機会から見えてくるのは、他のフードバンクも私たちの問題を共有し、他国で新しくフードバンク活動が始められる場合に、私たちから援助をすることもできるということです。

Link to News story »

2008.03.01

倉庫スペースを2倍にすることができました。

2008年3月1日は、2HJにとって記念となる日でした。というのも、現在の事務所からはす向かいにある電車高架下の倉庫を借りることで、倉庫スペースを2倍にすることができたからです。

ニュースキンジャパンさまからの支援に感謝を表します。これにより2HJの歴史の新しい章が始まりました。

new space 1F

new space 2F

Link to News story »

2008.01.29

ハーベストパントリーの新年の目標:重量を増やすこと

ハーベストパントリーは休暇の間に2,000キロ以上重量が増えました!この大幅な増量は、学校のフードドライブで寄付された缶詰食品や保存食によるものです。

昨年12月、東京にある6つの学校のおかげで、ハーベストパントリーに人々の関心や善意、そして何千品もの食料が集まりました。アメリカン・スクール・イン・ジャパン(ASIJ)は750キロ、東京韓国学校(TKS)は500キロ、西町インターナショナルスクールは300キロ以上、キャンプ座間ミドルスクールは250キロ、カナディアンアカデミーは280キロ、そして清泉インターナショナルスクールは200キロの食料をそれぞれ集めました。

「生徒たちが地域社会に積極的に貢献するのはすばらしいことです。それによって彼らは、自分たちの日常生活と日本の困っている人たちの生活とを結びつけて考えることができるのです。また、自分たちが地域社会にポジティブなインパクトを与えられることにも、改めて気付くことができます。」と、セカンドハーベスト・ジャパン(2HJ)の理事長チャールズ・マクジルトンは言います。

今回、TKSは前年の2倍の量の食糧を集めました。小学生たちがやる気を起こすようにと、先生たちは持ち込まれたそれぞれの食品と引き換えに抽選券を配り、フードドライブの終了時に3名の当選者を選びました。さらに、2,000品以上の食糧を集めた生徒たちへのご褒美として先生たちがダンスも披露しました。

KST students
写真:東京韓国学校

「生徒たちは、2HJに食糧を寄付したことを楽しい思い出として捉えています。誰かの生活にプラスの変化を生じさせることで、結果的には自分たちもいい気分になることができるのです。これは何よりもすばらしいことです。」とTKSで教師を務めるマーク・バレンズさんは語っています。

食料を必要とする人たちを支援して6年目となるASIJでは、集まった食糧の重量は相当なものでした。「750キロの食糧を2HJのトラックに積むのは、ルービックキューブを解くようなものでした。」と同校中等部で教頭を務めるミーガン・ペイビーさん。「集まった莫大な量の食料と、ASIJの全4部門が共同体として共に活動したこと、これが今年のハイライトでした。」

ASIJ students
写真:ミーガン・ペイヴィ

ASIJではそれぞれの部門の生徒会が食糧を集める方法を決定しました。中等部のスチューデント・リーダーシップ・チームは学級対抗のコンテストを開催しました。優勝したのはハリス先生の学級です。「全員がベストを尽くしました。食べ物のない人たちのことを考えて、彼らが休暇中に食べる食料があればいいと思いました。私たちは誰もが他人を思いやるべきなのです。」とは同学級の生徒13人の言葉です。

フードドライブの実施は簡単です。以下は、学校、クラブ、組織、スポーツチーム、その他のコミュニティ・グループなどでフードドライブを成功させるためのポイントです。

文章:kmh

 

Link to News story »

2008.01.21

知っていますか フードドライブ

「フードドライブ」とは、家庭で余っている食べ物を学校や職場などに持ち寄り、それらをまとめて地域の慈善団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動です。日本ではまだなじみが薄いのですが、フードバンク発祥の地、アメリカでは1960年代から盛んに行われているそうです。

ここ数年、日本でも少しずつフードドライブが広まってきています。女性専用のフィットネスクラブ「カーブス」を運営するカーブスジャパン(本社・東京都台東区)は2007年11月、キャンペーンを実施し、全国約600の店舗で1カ月間、会員らに食品の持ち寄りを呼びかけました。

「未開封のもので、常温で保存できる、賞味期限が2008年2月1日以降の食品」という条件つきで募ったところ、缶詰やレトルト食品、乾物、調味料、それにお米やコーヒー、紅茶、お菓子など約50トンが集まったそうです。それらは各地の児童養護施設、教会、母子寡婦福祉会など全国約300の施設に届けられました。

Curves food drive 2

だれかの役にたてるのなら、何かしてみたい。そう思っていても、これまでなかなかきっかけがなかった、という声が参加した人たちから聞かれたそうです。手軽にできるボランティア活動として、また地域でのつながりを改めて実感できる活動として、フードドライブは今後ますます注目されそうです。

2HJはフードドライブの実施にあたり、ノウハウのアドバイスなどを行っています。 これまでに多くの一般企業のオフィスでもさまざまな形でのフードドライブが実施されました。例えば、ある外資系コンピューター関連企業では、社員がお米を自宅から持ち寄るというライスドライブを行ったり、別の会社では2HJのボランティアが社内でフードドライブを主催したりといったこともありました。

Curves food drive 1

「特売で買った缶詰がたくさん残っている」「いただきものの紅茶があるけれど、家族では飲みきれない」……。あなたの家の台所にも、そんな食品が眠っていませんか。賞味期限切れで「ゴミ」にしてしまう前に、食品を有効に生かすチャンスがフードドライブなのです。

文章:大原悦子 
写真:カーブスジャパン

Link to News story »

2007.11.26

2HJのテレビコマーシャルが、銅賞を受賞しました。

去る11月16日、社団法人日本アドバイターズ協会による、「第47回消費者のためになった広告コンクール」にて、2HJのテレビコマーシャルが、公共部門の銅賞に表彰されました。このコマーシャルの制作には、ビーコンコミュニケーションズをはじめ、多くの方のご協力をいただきました。皆さまにあらためて感謝を申し上げたいと思います。

テレビコマーシャルはこちら

copper award 1
copper award 2
理事長のチャールズ・マクジルトンが表彰されました。

Link to News story »

Page 1 of 3 pages  1 2 3 >

RSS

Keep up to date with the latest news.

What is RSS?